分電盤のお話し Vol 2

2017年6月13日

分電盤のお話し Vol 2

前回に引き続き、弊社の営業担当者が伺って驚いた分電盤をご紹介します。
怖いのは、これらは決して極端な例ではないということ。
一昔前までは、「普通のこと」として放置されていた状態です。
電気工事士の資格も持っていない人が工事していた可能性もゼロではありません。
現在は、電気の安全基準も厳しくなっており、それに伴って検査も専門の機関が精密に実施します。
安全基準を満たしていなければ保安協会からすぐに指導が入ります。
安全に対する基準が上がった一方、それ以前に取り付けられたご家庭では改修されずにそのまま使用されているケースが多く存在します。
 
 
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ブレーカーがボックスで覆われておらず、ホコリやごみが溜まり易い状態であったり、配線が整えられておらず雑然と見えたり。
酷いケースでは電線が捻じ曲げられたり、芯が見えている所、カバー付の分電盤だからとカバー内部をいい加減な施工を施している所もあったそうです。

言うまでもなく、電線を無理に捻じ曲げたりすると余計な負荷がかかり発火の原因となることもあります。
その時だけの時間や手間を惜しんで手抜き工事をすることは、電気工事店の看板を掲げる以上、決してあってはならないと思うのです。
 
次回は、弊社がなぜ分電盤一つにここまで拘るのかをお話ししますね。

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